【短編】恋しちゃダメですかっ?

「意味がよくわからないし、それに、私、寝たままなんだけど?起きていい?」


「そ、そのままで!!!
ごあいさつ遅れました。
あなたが美人姉妹の一番下のことねさんですね。
はじめまして、祈祷師のまおです。
助手のぬこです。てれっ☆」


「祈祷師がなぜここに?」


イヤダ、小太郎、今日は出てこないで。


祈祷師が部屋にきてるから。




「しかし、ぬこ助手、この部屋、な〜んにも感じないけど??」


「まお先生、そ、そうですね。何にもいないんじゃあ〜」



「いえいえ、たしかにいます。この部屋にはいます。」


あくびが断言する。
あくびには、見えるらしい。


「とりあえず、ぬこ助手、太鼓を〜太鼓を〜。」


ぬこ助手は太鼓をたたきだした。


『ドンドンドンドン〜』



まお先生の妙な祈りが始まった。


「さあ、出てらっしゃい。ふにゃふにゃあふにゃにゃ〜。
さぁ、私の前に現れるのよ。さぁ、さぁ、さぁ。」



全くなんの反応もなし。



それより、あくびの方が反応ありで。