あの後の彼との甘い事情に思考が蕩けそうだった。 吐く息は、恥ずかしくなるほど甘く。 弄(まさぐ)る冷たい手は痺れるほどの感覚が私を支配した。 甘く痺れる快感は。 カーテンから漏れる朝方の明かりと共に、漸(ようや)く解放されたのだった――。