「ありがとなっ!!」 ふっと笑った亜希先輩は私の頭を撫でると、森本哉太の肩を軽く叩いて、水戸先輩の元に倉庫から駆け出していった。 きっと、多分、だけど…。 亜希せ…ううん。部長は、私の気持ちに気付いてたと思う。 やっぱり、部長は優しい。 でも、最後まで、ずるい人…。 亜希先輩ありがとう。 そして、さようなら――。