空色デイズ ~陸上部エース♂×陸上部マネージャー♀の危険な取り引き~


亜希先輩の胸板を押し、そう促した私の言葉に。



こっちを向いた先輩の瞳はゆらゆらと揺れていた。




「でも…」



と、言い淀む先輩に冷淡な声が響いた。



「俺がいるんで、心配ないですよ」



どこからともなく森本哉太が現れる。




「カナタ、おまえ…」