「…亜希…せん、ぱい…グスッ…」 「サクラ!?」 予想だにしない亜希先輩の出現に、安堵からさらに涙が溢れた。 「サクラ。今、開けるからなっ!!」 ギギギッ 建てつけの悪い扉が耳を劈くような音と共に開くと、 目の前に、夕焼けに浮かぶ亜希先輩が現れた。