「ごめん…」 私のセミロングになった髪を触りながら、哉太が眉間にシワを寄せ、ツラそうな表情に悲しげな瞳で呟くその姿を愛おしく感じた。 「哉太って、ポニーテールフェチだもんね?」 「なんだそれ」と言いながら微かに笑ってくれる。 「惚れ直したでしょ?…なぁ~んて」 「いや、お前は凄くカッコいいよっ!! 俺の最高の女だよっ!!」 そんなこと言われたら、こっちが照れるじゃん…。