ムカツク、ムカツク、ムカツクーーーっ!!!! 唇をギュッと噛みしめ、彼を睨み付ける。 「はなっから、お前に拒否権なんてねえんだよ」 そう吐き捨てるように言った彼に、後頭部を掴まれた私は。 そのままグッと引き寄せられる。