空色デイズ ~陸上部エース♂×陸上部マネージャー♀の危険な取り引き~


いつもの意地悪ではないその笑顔が哉太の素である様な気がして。


不覚にもドキッと胸が高鳴った。


だから、近づく距離感に気付くのが一歩遅れた。


私が一瞬油断したその隙に、確実に距離を縮められたのだ。



顎を軽く持ち上げられ、顔の上に影が落ちる。



唇をぎゅむっと摘まれて。




「可愛くないクチ…」




反論は、あっさりと哉太の唇に吸い込まれていった。