その可愛らしい声に記録帳に落としていた視線を起こせば、 目の前に見慣れない制服姿の女の子が佇んでいた。 いかにも女の子女の子してそうな柔らかい雰囲気の彼女を目の当たりし。 自分の姿を見下ろして、溜め息を心の内でこっそりと吐いた。 ジャージ姿って、色気ないな…。