一瞬、何のことを言っているのか理解ができなかった。 そのぐらいごく自然に耳に届いた哉太の囁き。 遅れること数秒。やっと状況を察した私は。 身を固め、恥ずかしさに顔を熱くさせながら叫んだのだ。 「哉太のばかーーーっ!!」 きっと相当、顔が真っ赤だったと思う。