「亜希ーーーっ!!」



水戸先輩のかけ声に、亜希先輩の身体が弾む。



先輩、なんかキャラが違うんですけど…。



「俺、もう行くわ」



私の髪をクシャクシャと撫でてから。



弾む身体に満面な笑みを浮かべて、水戸先輩の元に駆けていった。