「……まったく。」 1人帰り道。 そんな言葉がこぼれた。 綺麗な顔に魅せられて、恋に落ちて。 ピュアで優しい英知くんにキュンとして。 ひょんなことから、英知くんの素顔を知って それでも、優しさが時折混じる英知くんの事、 ほんとに、ほんとに、大好きだったよ。 今度は、私も好きな人の幸せを願える人になりたいな。 そう涙を堪えながら、強く思った。 ───end───