少年は、身長は同じくらいで、顔は……まだこどもらしいかわいい顔をしている。



どこかで……





見たことがある。







「お前、2組の峰愁汰…だろ?」







僕が考えていると少年が先に僕の事を知っている素振りを見せた。





「う、うん………そうだけど……」





2組の……?






ってことは……学校………の?







………………








「あっ!!わかった!!」





僕がいきなり声をあげるから向こうは驚いていた。





「君、4組の獅子戸煌くん?」





「そう!!」






驚いていた少年も、自分の事を知ってもらっていたことが嬉しそうだった。