しばらくしてブッシュおじさんから返事が来た。
親愛なる甥ドナルドの次に、
大きくNAMSTONE!と書いてあった。

「ナムストーンありがとう。今度悲しいことがあったら
天空を見上げて唱えてみるよ。すばらしい励まし
ありがとう。NAMSTONE!」

ドナルドはとてもうれしかった。おじさんは必ず
実行してくれる。

そのころオサムオサナイは自宅であれこれ考え込んでいた。
ポールやドナルドみたい人たちがこれから
かなり増えてきそうな気がする。

少人数では地球規模の危機は回避できない。
たくさんの仲間がほしい。光る石もナムストーンも
これから各地で発見され続けるだろう。

我々が空を飛ぶくらいでは原爆一個も阻止できない。
とにかく全世界を巻き込んで
たくさんの仲間を開拓するしかないように思われる。