幼なじみに青春中

その後…
美結は教室に戻った。
そして、1日目は終わった。
と、家に帰ると…拓人がいた。
「美結おかえり〜」
と拓人が言った。
「お父さん、なんで拓人がうちでご飯食べてんの⁉︎しかも今日の朝作っておいたオムライス‼︎2つしかないのにーっ!あと、言ってよ帰ってくることー」
「あれ⁇言ってなかったか?ゴメンゴメン。」
「あ〜⁇ご飯食べててもいーじゃねーかよ。昔はしょっ中食べに来てたし〜。」
と拓人がのんきに言った。
「はぁ?意味わかんない、出てってー‼︎もぅ。」
「……ガラガラガラ」
「あー疲れた。」
誰か、庭の窓から入ってきた。
「あ、おばさーん。」
おばさんというのは、拓人のお母さんだ。拓人のお父さんは、急に他界してしまったのだ。
「美結ちゃん‼︎なわんないわねぇーもう。元気ー?美人になったわね〜。アメリカではねぇー…………。」
30分ぐらい続いた。
「分かった。てか、おばさんもかわんないねそのノリ。」
「だろ〜。てか、美結変わってねーぞ。だって、ベッドにぬいぐるみを寝かしてんだぜー。机にも成績帳あって、みたけど、どんだけド・アホなん?」
と、拓人が言った。
「なんで知って…あーあんたまた、ベランダから入ったの⁉︎」
「おぅ。だって、玄関に回るのめんどくせーもん。」

それは、家が隣で拓人の部屋と隣で私が寂しい時にベランダから抜け出して、とまりにきてくれたのだった。

「もぅムカつく。バカバカバカーっ‼︎」
「あぁ⁉︎なんだと〜?」
と、言い合ってると…おばさんが
「相変わらず仲良しねぇ〜」
といったので、
「仲良くないし、ケンカしてんじゃん」
と、拓人とハモり、みんなでわらいあった。
(こんなにみんなでわらったの久振りだ。)