「ちょっと沙希ぃー!
早くしないと遅刻するわよ?」



え、もー8時!?

電車間に合わなくなるー。





「やばっ!行ってきまーす。」



学校へは、電車で行ってる。


学校は駅から5分くらいかな?  



電車は、いつも満員でおじさんが多い…笑
 




───ガタンゴトンガタンゴトン────────








「きゃっっ、いったぁー。」



ちゃんと運転しろよぉー。



ってか、みんなに見られてる気が…。



目線がものすっごくくるんですけどーー。



「おぃっ。大丈夫かよ??」



大好きな人の声がした。



「あ、広瀬!!」




うわっ、いまのみられてたっ!?



そんなことはどーでもよくて、この人があたしの好きな人。



ヒロセハヤト
広瀬颯斗


あたしと同じ高校1年生。



なんだかんだ考えてると降りる駅についた