俺と鈴木は、中3の時出会った。 高校受験の日、俺は肝心な筆箱を忘れてしまったんだ。 いま考えれば相当馬鹿だよな。 俺がそわそわしてたら、隣の女の子が笑顔で 「はい。よかったらどうぞ。」と言って渡してくれた。 ドキンドキン。心臓の音が早くなった。 その女の子が鈴木だったんだ。 俺が筆箱を忘れてなかったら話していなかったかもしれない。 まさに運命の出会いだった。