アイツ...わかってんの?

一応私も女子なの!
はぁ...鈍感な龍都に分かりっこないか。

と、準備ができた私は龍都に話しかける。


「ねぇ、龍都。準備できたよ」

『おう、そーか。行くか』

「『行ってきまーす』」


奥から、はーい!気をつけてねー!と声が聞こえる。