ーーーーーチュンチュン


小鳥が可愛らしく鳴く朝。

「はぁ...今日も学校か」

私はそう嘆きつつ準備を始める。


カバンを持って階段を降りてた時ー…
リビングから聞こえてくる声に私はため息をついた。

「ねぇ?龍都。朝から人んちに入んないでよ」

『おっ、舞架。早く支度しろよ。』

と、何事もないように話す。