「こ、ここが私の家」
私の家に訳の分からない男を連れて来た一応クラスメイト……って自分何様だよ私のこの気持ちなんだろう。何か大川が家に来るって何か嬉しい。
「普通だな、親は?」
そー言った、大川と目があった。
『わはははは』
大川と私がお互い指をさして笑っていた
「なんで笑うのよ」
「顔が赤いから…お前は?」
私も、大川が赤い、男のくせに…
「私も同じ、今親いないから…」
「そーなんだ」
それから、また沈黙の海
ガチャ
「入って」
「……」
何も、言わずに首だけが縦に振った。
ガチャンって音が鳴り響く、家中に