それから3日が過ぎ、いよいよデートの日が来た。
「どこ行くか考えたか?」
「リアス!」
「すげぇ近場だな。」
私がリクエストしたのは、自宅より少し高台にあるショッピングモールだった。
「リアスでなにしたい?」
「良かったらプリクラ撮りたい。」
「記念か。」
「うん。」
バスに揺られる10分の間も私達は何をしようか話が弾んだ。
やがて目の前に薄水色の大きな建物が見えてきた。三陸海岸をイメージしたショッピングモール・リアスである。
「康太!ついたよ!」
私ははしゃいで、隣の康太に声をかけた。
「よし。じゃあ行くか!」
でもいざプリクラ機の中に入ると、お互いに緊張してぱったりと会話が途切れてしまった。
「400円だよな?」
「半分出す。割り勘にしよ。」
なんとかお金を入れたが、私は顔が引き吊って上手く笑えなかった。
するとその姿を見かねたのか、いきなり康太が私を抱きしめた。
「安心しろ。俺も緊張してる。」
「ほんとだ。ドキドキしてるね。」
抱き締められたら、康太の心音も体温もその全てが感じられて、私は大きな安心感をおぼえた。
「だいぶ笑えてるな。」
康太が言う通り、出来上がったプリクラはお互いに柔らかい表情で撮れていた。
「どこ行くか考えたか?」
「リアス!」
「すげぇ近場だな。」
私がリクエストしたのは、自宅より少し高台にあるショッピングモールだった。
「リアスでなにしたい?」
「良かったらプリクラ撮りたい。」
「記念か。」
「うん。」
バスに揺られる10分の間も私達は何をしようか話が弾んだ。
やがて目の前に薄水色の大きな建物が見えてきた。三陸海岸をイメージしたショッピングモール・リアスである。
「康太!ついたよ!」
私ははしゃいで、隣の康太に声をかけた。
「よし。じゃあ行くか!」
でもいざプリクラ機の中に入ると、お互いに緊張してぱったりと会話が途切れてしまった。
「400円だよな?」
「半分出す。割り勘にしよ。」
なんとかお金を入れたが、私は顔が引き吊って上手く笑えなかった。
するとその姿を見かねたのか、いきなり康太が私を抱きしめた。
「安心しろ。俺も緊張してる。」
「ほんとだ。ドキドキしてるね。」
抱き締められたら、康太の心音も体温もその全てが感じられて、私は大きな安心感をおぼえた。
「だいぶ笑えてるな。」
康太が言う通り、出来上がったプリクラはお互いに柔らかい表情で撮れていた。

