君の気持ちを知りたい

「なぁ、……最後に、観覧車乗らね?」




「観覧車?いいよ!」





私は、特に深い意味もなくうなずいた。




これから起こることも想像せずに……。




















「……何色がいー?」




「うーん……じゃあ、無難に赤!」




「オッケー」




私の意見で赤のゴンドラに乗り込む。




男子とふたりっきりで観覧車なんて、初めてだなぁ……。




あ、そんなこと言ったら、遊園地デート自体が初めてなんだけど……。




だって、波岡くんとは放課後デートでそのへんぶらぶらしたりとかだけだったし。







でも、それでも……ううん、それが幸せだった。