って、お姉ちゃんのことはもうほっとこう!



私は手洗いうがいをしてから、自分の部屋へとむかった。





「……ん?」



着替えをしているとき、ヒラッと制服のポケットからなにかが落ちた。



拾ってみると、昼間にもらった森田くんのアドレスが書かれた紙だった。




メール、しなくちゃ。



そう思って私はベッドに横になりながら、メールを作り出した。





「ま、こんなかんじでいいかな?」



送信……っと。



内容は、よろしくね♪的なかんじ(笑)



ありきたりだけど、まあいっか、なんて思って。




数分もしないうちに返信がきた。




【こっちこそよろしくー!



あ、ひとつ聞きたいことがあるんたけど、



今週の日曜日空いてる?】