これって……告白ってことでいいんだよな!?



辻村が…俺を!?



ま、マジで…っ?




「ははっ、……うん、よろしく」



緊張しまくる辻村が面白くて、つい笑ってしまった。



本当に、嬉しくてたまらない。









_____その日から、一緒に帰るようになった。



でも、俺と付き合っても、辻村の人気は落ちなくて。



って、別に辻村の不幸を願ってたわけじゃねぇよ。



男からの人気が、思ってたよりも減らなかったんだ。




なのに…。





辻村は、俺以外のヤツともあのかわいらしい笑顔で話す。




下心に気づけよ…って、何度も思った。







でもな、アイツは……そういうやつなんだ。