私、辻村夢羽…高校2年生。
半年以上前に、念願だった初彼ができた。
「律~この飴おいしいんだよ!あげる~!」
「ねえ、この問題教えてほしいなっ」
「律くんっ、今日放課後空いてたりする?」
はぁぁ~……。
やっぱり今日も人気なんだ…。
私の初彼っていうのは、今女の子たちに囲まれている、波岡律。
とにかく、かっこいいんだ。
最初は一目ぼれでしかなかったんだけど、去年同じ委員会になって……もっと好きになった。
去年は違うクラスだったから、委員会しか接点がなくて。
私は、必死だったのを覚えている。
でも、あの容姿だから当たり前のように、女子からも男子からも人気の波岡くん。
当然、私になんか振り向くはずはないと思っていた。
半年以上前に、念願だった初彼ができた。
「律~この飴おいしいんだよ!あげる~!」
「ねえ、この問題教えてほしいなっ」
「律くんっ、今日放課後空いてたりする?」
はぁぁ~……。
やっぱり今日も人気なんだ…。
私の初彼っていうのは、今女の子たちに囲まれている、波岡律。
とにかく、かっこいいんだ。
最初は一目ぼれでしかなかったんだけど、去年同じ委員会になって……もっと好きになった。
去年は違うクラスだったから、委員会しか接点がなくて。
私は、必死だったのを覚えている。
でも、あの容姿だから当たり前のように、女子からも男子からも人気の波岡くん。
当然、私になんか振り向くはずはないと思っていた。