「おばさん!!」 帰宅したら、おばさんがすごい顔をしていた。 「百合ちゃん。あなたいったい何考えてるの?!」 「ごめんおばさん。もう何も聞かないで。わたし、家を出る。」 「なに言ってるの・・・?!」 「卒業したら、家を出て、歌手になる!だいたい、わたしの母親じゃないんだから 束縛しないで!!」 「な、なんですって?!」 おばさんが手を振りあげた。 殴られる!!と思って目をつぶった。