「・・・び、びっくりした。どうしたの?そんなところに突っ立って・・・。 どうしてそんな怖い顔・・・。」 草太の手には一冊のファイルがあった。 「そ、草ちゃんまさか・・・。」 「幸恵さん、僕の父は殺人者であることは知ってた。 でも、殺した女性ってのは、百合の母さんなのか?」