あたしは、

泣いたのがばれないように

家に帰ってから、

真っ先に自分の部屋へ向かった。

「なんでっ‼︎‼︎

なんでなにも言えないの‼︎‼︎

あたしは好きなのにっ…‼︎‼︎

なんで好きって言わなかったの…」

あたしは自分の部屋でも

声を押し殺して泣いた。