しかし、現実は違った。 リトシア王国は、資源の豊かな資源を持つアクアティア王国を我が物にしようと企んでいた。 「王子、アクアティアの姫君のご様子は?」 「あぁ、問題ない。計画通り。私に心を許しているだろう。」 クク、と心底楽しそうに笑う王子。 ティアナは聞いてしまった。 ただただ、走った。 悲しいことだらけだった。 私に笑い掛けてくれたことも、 守ってくれたことも、 愛している、と囁き掛けたことも。 嘘しかなかった。