クラス表の前に行くと、そこはたくさんの人で溢れかえっていた。


なんとか人混みをかき分けて中に入って行くと、


1-B


佐々木 麗華



水沢 春琉

とあった。


「あっ!! 春琉!!
今年も同じクラスだょー!!!!」


「ほんとにっ!?
やったね麗華ー!
今年もよろしくー!!!!」


麗華と同じクラスになれて嬉しくて、はしゃいでいたとき。


昇降口の方から、女の子達のピンクの歓声が聞こえた。