キミの笑顔が大好きだから。


プリを撮り終わってゲームセンターを後にした私たち。



楽しいなぁ♪




「あっ!春流!

まだ水着買ってないよ!」













へ。




水着?








「私、いらないよ?」





「なに言ってんの!

夏休みにみんなで海行くって話してたじゃない!

ほら、行こっ♪」






ええぇぇぇぇーーー!?




そりゃ、麗華はスタイルいいから水着も似合うだろうけど……。





私には無理だよ〜…。







半強制的に連れてこられた水着ショップ。



ちゃんと桜井くん達も着いてきている。





「どれにしようかな〜♪」


悩む麗華はやっぱり楽しそう。






私も買わないと、今年の海は行けないしなぁ……。






「うーん…。」



どうしようかな……




「春流っ!

こんなの似合うんじゃない?」





そう言って麗華が見せてきたのは、真っ青な明るい綺麗な水色をした水着。




胸元の中心には白いリボンがついていてかわいい。




「かわい〜なぁ〜♪」


かわいい、かわいい!




……けど。




「ビキニ……ですか。」







「春流なら大丈夫よ♪

全然いけるわよ♪」





なにが大丈夫なんだろう……。





結局、麗華の推しに負けて買ってしまった。





……私、推しに弱いなぁ…。



ま、どのみち必要だったからいいかな。






麗華は、黒ベースに金のラメが入っている大人っぽい水着を買っていた。





さすが麗華。