急に景色がもやもやしてきて目を開けた。



『なんなの?今の夢?』



「愛花!!大丈夫?急に倒れたからびっくりした!」


そう言って笑う樹兎くん。


『ね、舞花は?』


「舞花ちゃんは隣だよ」


『えっ?』


「覚えてないの?舞花ちゃんと同じタイミングで倒れたから余計にびっくりしたんだよ」


まぁ来兎が支えたけどって笑ってる樹兎くん。