おじいちゃん「塊斗は、何歳になったんじゃかな?」

塊斗「…10歳」

おじいちゃん「もぉそんなに大きくなってたんじゃな」

塊斗「…………」

おじいちゃん「お前さん…自分の…親……分かるか?」

塊斗「…親……?…なっ何それ?」

おじいちゃん「お前さんを……産んだ人…」

塊斗「…えっ…」



おじいちゃん「『昔昔…あるところにな……幸せな夫婦がいましたとさ………その夫婦は、子供を授かりました…けど女が「こんな子供いらない」と殺してしまいなした……するとまた子供ができました……今度は産まれてきた瞬間刺し殺されました……そんな事を繰り返すうちに…女は、言った……「子供が…欲しい…」と…数日後…子供を授かりました。だけど子供が反抗期を迎えた頃喧嘩になり子供を殺してしまいました…。。。女は…「今度こそ絶対…絶対子供を幸せにする」と言い協会へ行きました。すると、謎の男は何かブツブツと言い始め「神よ…この女に子供を授けよ…………悪魔のような…良い子をね」と言い、ニヤッと笑った男は急に倒れて死にました。。そしてある日の朝…子供が産まれました…だけど……その子供の目を見るとね…片目が「「真っ黒」」でした……男と女が協会に連れて行くと…シンプさんは「目が……呪いだ…この子は…目が呪われている…何故だ…ありえない……この子は、…生きていちゃいけない」と言った…そしたら…女がナイフを持ち出し振り下ろした瞬間……ある老人が「その子は、わしが育てる」…とその子を刺すギリギリでナイフで刺す手は、止まった………そして…女と男は、二人仲良く自殺しました。。。数日後…当然…噂は、村じゅうに広がり…』」

塊斗「…やめて!…もぉいいから………………嘘だ…[信じたくないって自分が…この時居た」
…………違うよ絶対………………違う……違うよ…そんな事………俺は…………違う…違うよ!
塊斗「っ……[夢中で走った」
おじいちゃん………………いったい…いったい何が…本当なの……何が真実なの…分からないよ…………ねぇ…教えて誰か
塊斗「……あぁぁぁぁぁぁ[この時…必死で俺は、泣いていた…何故か分からない感情のために]」
………塊…斗…塊……斗…『塊斗』…

塊斗「はっ!誰だ…!?」
『…………風………風を…感…じ……て…………塊…斗……風……を………』
塊斗「風?……なんで…」


……風で……風で何が変わるんだよ…くそみたいだ………