謎の女「そう…この子は……愛されては…いけない」
男a「…なんせ…呪われているから…」
………


男b「そっそんな…そんな目で…そっそっそんな目でこっちを見るな!!

……闇に一つの光…みんなは、神だと言うけど……………

--これは-俺の--始まりと終わりの物語--

「うぎゃぁーうぎゃぁーうぎゃぁー」
男「……生まれた!」
女「生まれた!生まれたわ……はっ!………あな…た…目が…この子目が!!」
どうしてこの時…俺は……生まれてしまったのだろうか…
男「………とりあえず…協会に連れて行かなければっ;」
………………
何でなの……どうして……

謎の男「……呪いの目を…何故だ…」
男「えっ!…なっなんで呪いなんて!うっ嘘だ!」
謎の女「いき……生きていては、いけない…早く処理しなければ!!」
女「私の体から…なんで……なんでこんな…汚れた子が………なんで生まれてきたの……!!」
…ドクン…ドクン…ドクン………小さい心臓の音がする……
謎の老人「待て!!その子は、わしが育てよう!!」


『どうして生まれてきたの』


塊斗「はっ!!ゆっ夢かよ…」
おじいちゃん「塊斗!おはよ」

塊斗「おじいちゃん…おはよ」

おじいちゃん「わしは、ちょっと出掛けるぞ?」

塊斗「うん?あっ!ねぇおじいちゃん?」

おじいちゃん「なんじゃ?」

塊斗「俺って…親とか…居たの?」

おじいちゃん「またかの?…だからのぉ。塊斗は、神の子じゃよ」

塊斗「知ってる。例え話しだよ!」

おじいちゃん「そうか…[ガラッ]行ってくるな」

塊斗「いってらっしゃい!」

おじいちゃん「外に出ては、いけないぞ?」

塊斗「知ってる~」

と…この時あんな事になるとは、想像もしていなかった……
おじいちゃんとの約束を……

おじいちゃん「おぉ![ガチャ]」

ガサガサ

竜紅「よっ!」

塊斗「なっ何してるんだよ!」

竜紅「へへっ」

塊斗「もぉ~…勝手に入ったらまたおじいちゃんに怒られるよ?」

竜紅「はいはい」

塊斗「はぁーあ」

竜紅「まぁいいじゃんいいじゃん!…それよりさ!今日こそ外で遊ぼうぜ!」
塊斗「断る!」

竜紅「じぃさんには、俺が言うから!!よっと!」

塊斗「あっ!なっ!ちょ!」

そっと抱き上げられて……その瞬間少し血の臭さも香った
この時…俺は…どうしてちゃんと断らなかったのかな………