空を見上げると 分厚く被さっていた灰色の雲は消え、 青空に白い綿のような雲が 少し散らばっていた。 ふと彼の顔を盗み見ると その先には 大きな虹の橋が架かっていた。 「わぁ……」 思わず感動の声が漏れた。 その声につられて 彼も虹を見て驚きの声を上げる。 「わっ……」 「綺麗だね。」 「そうだな。」 一瞬にして私たちの心は暖かくなった。