あめあがり



「ここじゃ人多いし、
山登って頂上でゆっくり話さない?」

彼が恥ずかしそうに言う。

「うん。いいね。」


そう言うと彼は私の一歩先を歩いた。

私はちょこちょこと
彼の後ろをついて歩いた。

彼はチラチラ
と後ろを振り返り私を見た。

「大丈夫?」

優しい声で私を気にかけてくれた。