龍蓮「お、い?」


『今までありがとう』


私はすぅっと思いっきり息を吸った。
タバコ臭くて、お酒くさくて、鉄と汗の臭い。


たまに香る血の匂い。


終わらせる…!


『桜蘭!!!!!!!!』


そう叫ぶと横のドアから桜蘭の4人が入って来た。


それに驚いてた所のすきを見て龍王の5人を撤収し、後ろへ座らせた。


龍蓮「ありさ…?」


『5人とも、楽しかった。ほんとにありがとう。
楓にも伝えておいてね。』


私は、4人の前に立った。