本当はこんなことやりたくなかったけど…
シュッ
私はヒロトを思いっきり蹴っ飛ばした。
その反動で下に落ちそうになる。
ヒロト「ちっ」
ヒロトは壁を自由自在に使い
下に見事着地した。
『総長は、下っ端を!族を!守ってなんぼなんだ!!間違えるんじゃねー!』
私は思いっきり叫んだ。
そこで聞こえた銃声音。
そして右腕に走る激痛…
珞桜(翔)「桜凛!!!」
ヒロト「ふんっ、いいぜ?戦うか?
ってゆーか…戦えるかぁ?」
狂ったように笑うヒロト。
私はポケットに入ってる制服のネクタイで
自分の右腕を強く結んだ
かすり傷ですんでよかった。
あいつ、拳銃使いこなせてない。
あたしはヒロトと同じように壁を降りる


