ヒロト「信じるだけ信じて、
傷つくのはお前だろ?」
『傷つくのを恐れて何になる。
たとえ嘘だとしても、それを貫き通した自分は誰よりもカッコイイ』
ヒロト「…なわけねぇ。
バカらしい。お前とは一生合わねぇ」
天涯孤独。あんたの過去なんてしらない。
でもそこからあんたは動こうとしない
まるで、昔のあたしそのもの。
黒薔薇「総長!もう無理っす!
拳銃もナイフも奪われてます!!!」
一人の下っ端が叫んだ
黒薔薇「トラップだらけで手も足も出ません」
ヒロト「んなこと、知るか!
死ぬまで戦え!!!」
その時、黒薔薇の下っ端は
悲しいそうな表情を浮かべた。
そうだ…あいつらだって人間。
死にたくなんてないのに…
『待て!!!!!!!』
私はいつの間にか叫んでいた。
その声に驚いた全員がケンカを止めた。
『ヒロト、これ以上下っ端は戦わせたくない!お前の下っ端も苦しんでる!』
ヒロト「はぁ?下っ端っつーのは総長守ってなんぼ。総長の言うこと聞いてなんぼだろ?」
くそっ、こいつ全く話聞かねぇ


