そこから数日。とくに黒薔薇に関しての情報は他に出ることはなく、


ただ指示に動くだけの日が続いた。


ーーー残り2日


今日は私が一番最後に起きたみたい…
お父さんはパソコンで仕事の片付け中


あとは皆何もしないで話してる


『あと2日…か』


私の声に反応する皆。
そりゃあ緊張感が半端ないもん。


『この2日は戦いの向上をする事にした。
今から下に行って私たちが下っ端に
避ける方法なりなんなり教えに行く

桜蘭は翔たちが龍王は龍王が。
大人と私は全体を見て回る

お母さんは楓に身を守る術なり教えて?』


冬真「ついにこの指示が出たか……」


ため息混じりの言葉に全員が俯いた


『動かないと、死人が出るなんて嫌だ。
重傷もあまりして欲しくない。
だから、今動くしかないの』


会場は、もう完成していて海の近くの倉庫。
慎人がちょっと甘めのブロックで
場所を公開した。