[完]地味子→総長だけど?






『ヒロトって騙せたりしない?』


哮「わからないな…ヒロトがどんなやつなのか分かんないから…
作戦を考えようとしてるのか?」


『…ダメ元でね』


考えないよりかは何か1つでもあった方が
ましでしょ?


慎人「ハッキングでわかったことがありますよ。今の黒薔薇、幹部のと副総長がいないみたいです。」


冬真「は?なんで?」


慎人「どうやら、下っ端と総長の差をつけたいようで、自分と近い力を持ってる人を嫌うようです。」


まさかとは思うけどそんな単純じゃないよね?
つぶしに来る理由…


『あぁ!もうダメだ!!』


私の声にビビるみんな。
それを無視して総長室に入ろうとした
んだけど、お父さんに話しかけられた。


父「大切な娘に聞くことではないと思う。
でも、桜蘭の総長として立つもの、
確かめなければいけない。」


あぁ、お父さんの言うことわかった。
即答…出来るよ。


『覚悟はしてる』


父「……お前は桜蘭に命をかけるか?」


『あたりまえ。
その覚悟を持ってここに立ってる』


その答えに桜蘭、元桜蘭たちは笑ったものの
不安そうな顔をした。


龍王は、は?と言いたげな顔をしていた