私は無言のまま、パーカーを上から着て、 翔の後ろに乗った。 『どうしよ、翔。この体育着楓のだよ…』 翔「…俺が渡しておく。」 『いいよ、嫌でしょ。慎人に頼んでおく』 私は首にかけてあるネックレスを握った。 “桜凛の総長の証” フッ… いつの間にか笑ってた私。 あんなに本気出したのは初めてだったかも? 私の限界はどこまでなのかな…