鉄の救世主Ⅳ(くろがねのメシアⅣ)

「羨ましいな、色男」

無線を聞いていたゴーストが、三浦の背中を叩く。

「麗華の奴…」

88式鉄帽を深く被り直し、照れた表情を隠す三浦。

『こちら小川、潜入チーム聞こえるか』

今度は小川の声が聞こえた。

『現在の所、ニミッツ級8番艦に目立った動きはない。敵もこの悪天候では仕掛けて来ないと思っているようだ。逆にチャンスだ』