寮に帰り、謙也さんの部屋に居座っていた。ココアのカップを握り締め周りをちらりとみた
清潔感のあるオシャレな部屋。
素敵だ。そして私の好みだ。
謙也さんが目の前のクッションに座ったので側に置いてあった袋を出す。そこからチェーンにつながれた指輪。ネックレスを謙也さんにつけてあげた。
「…似合いますよ」
「ありがとな!お前からのプレゼントだな!」
「…はい」
自分用のネックレスを首にかけると、謙也さんは驚いてから悶えた。予想していかったのだろう。
「そういうことは事前に言え…!」
「…いや、その…迷惑なら外します」
「嬉しいよドチクショウッ」
「…よかった」
そう行って微笑むと謙也さんは勢いよく顔をあげた。驚きながらココアを飲む。
「…今ぜってー笑ったろ」
「え…まぁ、…はい」
「見たかったのに!もっかい笑え」
「無理です。表情筋痛いです。」
「ぬおー!」
「貴方と恋人同士になって久しぶりにたくさん喋ったし…たくさん感情を表に出しました」
「…良い口説き文句だな」
「…そうですか?」
「ああ。…さて、晩飯用意すっか!」
「はいっ」

