死神と呼ばれた少女



無事に文化祭も終わり、寮の四人で打ち上げをすることになった。各自のクラスから余り物などを集めてきて、乾杯。

「お疲れ様っス、先輩!」
「おー八犬も蒼もお疲れ」
「お疲れ様〜」
「お疲れ様です」

お菓子を食べながら武勇伝やら楽しかったことやらを話していく。私はあまり喋らなかったが楽しかった。

だがしかし一番驚いたのは兄達だった。まさかまた会う、とは大袈裟だが学校で会うなんて。彼らはそれなりに有名だし顔を見られれば困るだろう人物だから。

「蒼、おい、…寝るなよ?眠いのか?疲れた?」
「…謙也さん…ちょっと疲れただけです。平気です、平気。」
「無理するなよ?」
「勿論」

いつも通り、茶髪だしピアスも開けている見るからに不良な彼は大人な笑で私を見た。

「…謙也さん」
「んー?」
「…やっぱり寝ますね。…お先にお風呂です」
「ああ…解った。ぬるかったら熱いの入れろよ」
「はい」

私は一言返事を返すと部屋で着替えを選び、風呂場に直行した。数十分であがってしまい淡いピンクのワンピース丈のパジャマを着ると眠気に負けそうになりながらも髪を乾かし部屋に戻った。眠いしだるい。なんだろう、疲労かな

「…はぁ」

ため息をついて目を閉じた