「唐揚げ付きで」

「欲張りだな!」

こういうことは前からあった。

あいつの両親はうち同様忙しいから。

いっつもうちに食いに来てはおかわり…

なんて考えてるうちにできた。

「‼あちち…」

まだめっちゃ熱かった。

「千冬!」

慌てた顔で雪乃が心配してくる。

「大丈夫?痛いだろ?冷やす?」

「何、大丈夫ただの舌やけど」

「でも…」

「大丈夫。さっさと食べよ」