「いやいや待ってよ!」

「なぁに、いいじゃんか同室で」

「いや無理無理」

「男と2人っきりで楽しんでね♡」

「♡じゃないよ!嫌だ!」

「部屋ないから」

「ぐっ!って、雪乃はいいの?」

「いいけど…」

「否定しなよ⁉」

叫び過ぎで動悸が早くなる。やばい…

なんかふらふらする…

「雪乃…」

ドサリ。

目が霞んで見えない…。

そのまま私の意識は薄れてゆき、やがて消えていった。