翔「じゃあ、本人に軽く挨拶してもらい ましょう。」
その言葉に、ハッと我に帰る。
挨拶?軽く?

美「香月 零だ。」
なるべく、低い声を出す。

翔「香月くんは、一番後ろの窓側です。」
視線を、無視して席に座る。
って、ん?