二年越しのバレンタイン


何だろう、いろんなことがあり過ぎて頭の中が混乱してる。

そう言えば宮本は返事を聞かせて欲しいって言ってたよね。

返事って……あぁ、宮本に付き合いたいって言われたのか。
って、ちょっと待って!


改めて事の重大さに気付き目眩がした。

生まれて初めて告白された相手が宮本って。


「そんなの、信じられないよ……」

思っていた言葉が声に出ていた。
だって仕方ないでしょ。

想像もしてなかったことなんだから。



残された私は、手に持たされた箱を見る。

シワの寄った包装紙に包まれた少し深さのある長方形の箱。

市販の物ならもっと綺麗なはず。
もしかして、このラッピングは宮本がやったんだろうか。

そんなことを考えながらしばらくそれを眺めていた。