_____________________________ 「わぁ、どーしよっ。もー放課後だ」 今日は部活がある。 その時に私は櫻井先輩に チョコを渡す予定。 あげる時間が近づいて行くと、 それに伴い、 心臓の鼓動も速度は上がって行った。 私はカバンに入った ラッピングされた箱をチラ見で確認し、 深く息をついて教室を出た。 「望美、がんばってね」 雅は、口パクで言ってくれた。 私は笑顔で返した。